岡山市・倉敷市にまたがる多店舗の事業ゴミ|一括管理と許可の注意点
岡山市と倉敷市の両方に店舗や事業所を構える多店舗事業者にとって、「事業ゴミの回収業者がエリアごとにバラバラで管理が煩雑」というのはよくあるお悩みです。実は、事業ゴミの回収は許可の仕組み上、一社で何でもまとめられるとは限りません。本記事では、岡山市で一般廃棄物収集運搬業の許可(岡山市第4019号)を持つコウノ産業が、複数の市にまたがる多店舗の事業ゴミを一括管理するうえで知っておきたい許可のルールと、窓口を一本化するコツを、法人のご担当者さま向けに解説します。
多店舗・複数市にまたがる事業ゴミ管理の悩み
チェーン店や複数拠点を運営していると、店舗ごとに回収業者・契約・請求がバラバラになりがちです。マニフェスト(産業廃棄物管理票)の管理も拠点ごとに分散し、コスト全体を把握しづらくなります。担当者が変わるたびに引き継ぎに苦労する、というケースも少なくありません。
岡山市と倉敷市は、同じ岡山県内で隣り合う主要都市です。距離が近いため「まとめて1社に頼めば楽になりそう」と考えがちですが、事業ゴミの扱いは市が違うと一部で変わってくる点に注意が必要です。その理由が、次に説明する「許可の仕組み」にあります。
知っておきたい「一般廃棄物」と「産業廃棄物」の許可の違い
事業所から出るゴミは、大きく「事業系一般廃棄物」と「産業廃棄物」に分かれ、それぞれ回収に必要な許可が異なります。
事業系一般廃棄物は「市町村ごと」の許可
生ゴミや紙くずなど、産業廃棄物に当てはまらない事業ゴミは「事業系一般廃棄物」です。これを収集運搬するには、市町村長の許可が必要で、しかも業を行う市町村ごとに許可を取得しなければなりません。つまり、岡山市と倉敷市にまたがる場合、それぞれの市の許可を持つ業者でなければ運べないということです。さらに、一般廃棄物収集運搬業の許可は、市町村が「既存業者で足りている」と判断すると新規には認められにくく、取得が極めて難しいのが実情です。だからこそ、許可を持つ業者は限られています。
産業廃棄物は「都道府県」の許可
廃プラスチックや金属くずなどの産業廃棄物は、都道府県知事の許可が必要です。こちらは同じ都道府県内であれば一つの許可で対応でき、岡山県の許可があれば岡山市でも倉敷市でも収集運搬が可能です(処分先が県外になる場合は、その都道府県の許可も別途必要です)。
ここで誤解しやすいのが、「産業廃棄物の許可があれば事業系一般廃棄物も運べる」という思い込みです。これは誤りで、産業廃棄物の許可と一般廃棄物の許可はまったく別物。事業系一般廃棄物を運ぶには、その市町村の一般廃棄物収集運搬業の許可が欠かせません。
多店舗の事業ゴミを一括管理するときの考え方
許可の仕組みを踏まえると、多店舗・複数市の事業ゴミは次のように整理すると見通しが良くなります。
産業廃棄物は、岡山県内であれば一社にまとめやすい部分です。県内に店舗が分散していても、岡山県の許可を持つ業者であれば一括して収集運搬を任せられます。
事業系一般廃棄物は、店舗のある市ごとに、その市の許可を持つ業者を確認する必要があります。岡山市の店舗の一般廃棄物は岡山市の許可業者へ、倉敷市の店舗の一般廃棄物は倉敷市の許可業者へ、という整理になります。そのうえで、契約・回収日・マニフェストの管理窓口をできるだけ一本化しておくと、拠点が増えても運用がぶれません。岡山市内の収集日の考え方は岡山市の事業ゴミ収集日カレンダーもご参照ください。
岡山市の店舗はコウノ産業でワンストップ|他市分もまずご相談を
コウノ産業は、岡山市の一般廃棄物収集運搬業の許可(岡山市第4019号)と、産業廃棄物収集運搬業の許可の両方を持っています。市町村長が発行する一般廃棄物の許可は新規取得が難しく、両方を備える業者は限られています。そのため、岡山市内の多店舗であれば、事業系一般廃棄物も産業廃棄物もまとめてワンストップでお引き受けできます。窓口・契約・請求を一本化でき、店舗ごとにバラバラだった管理がぐっと楽になります。複数のゴミを一社にまとめる利点は一般廃棄物と産業廃棄物を一社にまとめる5つのメリットでも詳しくご紹介しています。
倉敷市など岡山市以外にも店舗がある場合も、産業廃棄物は岡山県内であれば対応可能です。事業系一般廃棄物については各市の許可の状況を一緒に整理しながら、最適な進め方をご提案します。「複数の市に店舗があって管理が大変」という事業者さまは、まずはお気軽にご相談ください。
